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オーナーチェンジ危機一髪

不動産投資をやろう!と決意してから、最初の物件を手に入れるまでに1年間かかりました。最終的にはリフォームなしで毎月安定して家賃を運んでくれる優秀な中古戸建を入手できた私ですが、不動産の勉強はしていても素人です。騙されそうになったこともありました。

問い合わせを入れたら…メールができない!?

基本的にはネットで物件情報を探していました。「1棟目は現金で買える中古の戸建て」と狙いを定め、検索する毎日。ネットで調査してから、詳しい資料が欲しい時、内見したい時に問い合わせを入れて毎週末物件巡りしていました。夫が休めないことも多く、シングル子連れで不動産業者を訪ねることもしばしば。

ちなみに「中古戸建」に狙いを定めたのはこの本↓の影響が大きいです。執筆当時から不動産の値段や状況は変わっているけど、普遍的な考え方もたくさん載っていて大変参考になりました。

そんな中である時、隣市の物件について資料が欲しい旨、業者に問い合わせました。大抵はメール添付で資料がくるのですが、その担当は電話をしてきました。

営業マン
営業マン

資料を届けるので住所を教えてください

佐木小梅
佐木小梅

え…メールで送ってもらえませんか?

不思議に思ったのですが、ムニャムニャと言い訳するところを聞くとどうやらおじいちゃんすぎてメール添付ができないらしい。笑 そんなことある!?と思いつつも資料は欲しいので住所を伝えました。

郵送かと思ったら、その日のうちに自分で届けにきたようでした。話から察するに、おそらく家の外観などを見て生活ぶりからお金を持っているか値踏みしたのでしょうね。気分悪いな!

後から色々話してわかったのは、この人は高齢だけどやり手の営業マンらしいということ。不動産会社に所属しながら一匹狼方式で活動しているとか。一度退職した後でまた不動産の仕事がしたくて…という話だったのですが、何だろう…容貌なのか話し方なのか、どこかうさんくさい感じがするんですよね。所属しているのは古くからある地元の不動産会社なので、そんな変なことはしていないとは思うのですが。

法的瑕疵のある物件を紹介される

それから資料を見て現地に行くことにしたのですが、基礎の部分がボロボロでこれはダメだとなったんだったかな。しかし怒涛の営業です。

営業マン
営業マン

他にもいい物件たくさん用意してきたから行きましょう!

まあせっかく隣市まで出てきたし…と当時1歳の子供と一緒に車に乗せてもらい、その周辺の物件をいくつか見ました。本来は駅から自分で歩く派なのですが。

空き家だけど内見不可(急で鍵が借りられない)、賃貸中で内見不可、という物件が続きました。外観からは安かろう、悪かろうという印象。でもまあ安いので検討はして、私も若かったのでやりとりの中で1件、指値で買付を入れることに。確か買付を入れたのはこれが初めてでした。

ちなみにその日紹介された中には法的瑕疵のある物件もありました。

法的瑕疵(ほうてき・かし)とは…

「瑕疵」とはキズのこと。「法的瑕疵のある物件」といえば法律に違反している物件で、同じ規模の建物の再建築ができなかったりする。住むには問題なくても買い手がつかないことが多い。相場より安いこともある。

「法的瑕疵は不可」「テラスハウスは不可」など自分の中で条件は決めてあったので断りました。

佐木小梅
佐木小梅

法的瑕疵がありますね。

最初に買うには難易度が高いと思うので、法的瑕疵のある物件はやめておこうと思います!

営業マン
営業マン

(知ってたか!)うん、そうなんだけどね。

この問題を解決してこのエリアの土地の価値を高めたらあなたはヒーロー!

佐木小梅
佐木小梅

なんだそれ…

初心者相手に一言も断らずにこんな物件を紹介するとは…と不信感が募ります。説明しないのは法律違反ですから、イザ売買ということになったら言うつもりだったのでしょうか?細かいことを気にしない人、流されやすい人だったらよくわからずに買ってしまうかもしれません。

安易に「私が管理しますよ」

購入に至れば初めての所有物件なので、そうなったら管理会社はどうしようかな~という話の中で食い気味に言ってきました。

営業マン
営業マン

私が管理しますよ!何かあれば!

手数料とかいらないですよ!

それが本当ならいいんだけど、普通に考えて賃貸用として売った物件すべてをこの人が個人で管理するシステムになっているってありえないよね…?と警戒。

家族を優先したら怒る

その指値を入れた物件ですが、現在賃貸中。ペットも飼っている様子であまり綺麗ではなかったけど客付けの必要もないし…と980万を580万で指しました。エリアを考えると980万は高すぎ!売買価格が下がると不動産業者が得られる手数料も少なくなるので「そんなに下がるかなー、もうちょっと高めにしておけば?」と言われました。笑 頑固な売主なら通らないかなと思いましたが後日連絡が。

営業マン
営業マン

600万で指値通りましたよ!

希望価格よりは高いけど利回り12%くらいで(当時は10%以上が目標でした)、色々リスクを考えてもまあいいかなと思えました。予算650万だったので、50万は余力ができます。

「明日契約でどう?」と言われたのですが、家族と動物園に行く約束をしていた日でした。それ以前に契約書を確認する時間もない。この頃、夫のいる休日は子供を置いていつも物件行脚だったので貴重な家族との時間です。よって日曜は断って翌週を提案。しかし、そんなんじゃ二番手に流れるよ!とプンプン怒っています。それでも「家族が一番」という私の考えは揺らがないのでした。

佐木小梅
佐木小梅

それならそれで、ご縁がなかったってことだな

そこまで物件に惹かれていなかったというのもあります。笑

それから音信不通に

「いい物件を紹介してあげるからヨソの業者のところに行ったりしないでね」と言っていたにもかかわらず、それ以降音信不通に。携帯は出ない、固定電話なら繋がるんだけど、その営業マンに取り次いでもらうとモニャモニャとほとんど何を言っているかわからない状態。どういうこと?契約日の設定がうまくいかなかっただけでそんなことになる…?

結局その物件が本当に2番手に流れたのかもわからずじまいですが、買付を入れただけで手付金も何も払っていないし、営業マンはうさんくさかったし、まあいいか…とまた他の業者に問い合わせを入れる日々が続きました。

実は瑕疵がある物件だった!

そのご縁がなかった物件は、他に元付業者がいる物件でした。

元付業者(もとづけ・ぎょうしゃ)とは…

「この物件を売りたいんだけど」と売り手に直接依頼された業者。元付業者が不動産業者の間に情報を流すことで他社が物件の存在を知る。 売り手の事情をよくわかっているのでネットから問い合わせる場合は元付業者にしていました。

他の物件を見に行った時に偶然、例の物件の元付業者に会いました。その時に聞いてみたらなんと法的瑕疵のある物件だったことが発覚したのです。

資料はちゃんと確認したつもりだったのですが、物件が面していたのは「道路」でなく「通路」だったらしい。再建築不可です。あの場所で再建築不可なら600万でも高いわ!あぶねー!

もちろん入居者がついて家賃が入ってくるなら再建築不可だろうが不動産賃貸業は成立しますが、法的瑕疵物件を売り抜ける自信は私にはありません。そう言ったのにさ…!(ただし安く買えることが多いので、不動産投資家には瑕疵物件を専門にやっている人もいます。)

「家族が一番」を見失わない

というわけで危機一髪でした。「家族を一番に」という考えをないがしろにしていたら引っかかっていたかもしれません。ちなみに、最初に決めておいた「不動産投資3つの約束」が以下。

不動産投資 3つの約束

①直感を信じる

②自分と家族の幸せが一番

③始める、やめる、決断する勇気をもつ

まあ…もっと前から直感を信じて「コイツはうさんくさいから関わらないでおこう」と住所を教えないでいたら、それはそれで危機を回避できたと思いますけど(*´▽`*)笑 買付を入れて指値して…という勉強になったし、危ない物件を避ける能力も向上したと思います。「家族のために不動産投資で収入を得る」という最初の目的を見失わなくてよかった!

騙そうとする業者にも不快なことを言ってくる人にも出会いますが、親切な業者やメンターとの素晴らしい出会いもありますよ。これから不動産投資やりたいと思っている人の参考になれば幸いです。

不動産会社ではない、第三者で中立的なご提案!

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