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読んだ本いろいろ(~55冊)

今回もバラバラなラインナップです。

江戸の乳と子ども

すごくちゃんとした学術書だけど面白い!という珍しい本です。

今はミルクがあるから「授乳=赤ちゃんの命を左右する」という印象はないけど、昔(江戸時代)は出なくても代わりになるものがなかったから貰い乳(他の母親から授乳してもらう)や乳母の存在が当然だったという…授乳は開かれたもので「実母がやるべき当然のこと」ではなかったというところが母は精神的には生きやすかったのかもなと思いました。子供の生命維持はめちゃくちゃ大変だったろうけど。

  • 動物が有名な「生類憐れみの令」って人間の捨て子のこともあったのね それが出てから捨て子=悪という常識になった?間引きの仕方がツラい!むしろそれまで子供を捨てることが悪じゃなかったってそんな…
  • 母が死んだり乳母奉公に行ったりしたら残された子どもは貰い乳とか代替の米のすりつぶし汁でなんとか育てるか捨てるかしかなかったと…辛い…でも乳が出ない人に補助金を出すという政策があったとは驚き
  • 母を亡くすこともあれば子を亡くすこともあり需要と供給は合っていたらしい 口入れ屋が明治まで活躍してたのか 医学や技術の進歩は早い
  • 江戸時代に30代40代の女性も出産してたのが意外 第一子が早くても子供が早死にで一人二人しかこどもいない家も結構ある感じ
  • 3歳まで母乳を与えた
  • 乳出ないのわかっているのに養育料が欲しくて乳母になった人が乳をのませるふりして水しか与えず子が弱って死んでいくところの描写かわいそうすぎて…胸が痛い
  • 「昔の赤ちゃんの死亡率高い」って病気としか思わなかったけど、母の栄養とかストレスの問題で乳が出なくて赤ちゃんも弱ってってのも大きかったんだな
  • 断乳すると子供の体が弱くなって命を落としやすくなった 当時は粗食だからかな
  • 3年4年と授乳している間は避妊効果があるから頻産にならず母が衰弱しない 乳母を雇って自分の乳をあげないと多産で衰弱して死ぬ女性が多い 金持ちの妻が早死にのイメージなのそのせいかな 母体のことを考えると今でもそれくらい空けた方がよいんだろうな

授乳の問題って子供の命と結びつけて考えたことなかったけど、そっかそうだよねと思いました。家族の形とか生き方(母が乳母として単身赴任したり)も乳の出る出ないに左右されたりしたんだ。

昔から実母の乳を飲ませられないことは多々あったんだから、現代のママだってミルクを飲ませることに罪悪感を覚える必要はないし、乳の出る出ないは昔から大きな問題だったんだから絶対に人の授乳事情をとやかく言うべきでない。この本はそういうことを言いたいわけじゃない(もっと大きな命と家族のこと)だろうけど、現代の小さなコミュニティで乳の問題で人間関係が苦しいって人も読んでみたらよいと思う。子供を生かしていけているだけで素晴らしいんだよ!

それ行け! 子連れ海外旅行

はあー旅行行きたい。コロナだの騒ぎ始める前に海外旅行もいいなと思って読んだ本ですが、はあー旅行行きたい。

  • 文章は書き慣れていて読みやすいけど基本よいことしか書かない感じ「全部おいしい」とか
  • どこ行くのも大体2週間の日程 子供は男二人(小学校低学年) 娘だと全然違いそう
  • ハワイとかオーストラリアとか定番だけじゃないところがいい!ニューヨーク、シチリア、スイス、タヒチ、セイシェル、ケニア、タンザニア、イースター島
  • ニューヨークから二時間のポコノって面白そう行ってみたい
  • びっくりするようなアイディアはないけどちょこちょこ有益な情報がある 「交通手段はこっちの方がよい」とか
  • 写真が下手というか気にしていない感じ 子供なんてもうちょっと写りのよいもの載せてあげたらよいのに…という老婆心が出てくる
  • 子供の傾向はこの家のことだからあんまり気にしすぎなくてよいかも(1~1歳半は気に入らないことがあると床を転げまわるとか)
  • 仕事でマイルたまる人のようだし親戚の家に泊めてもらったりもしてるから旅費については参考にできない部分も 為替も変わるしね

やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい

大好きさだまさしさんの本です。これまでの半生記を語った本かと思ったら「65歳になったけどこういうふうに老いたい」という内容。さすがすぎる…!

やばいじじぃとばばぁとのエピソードから老人力についての考えを述べる感じ。高名な人と会ってきてるし運もあるだろうけど若い頃から才能爆発してたんだなと…いろんな人がさだまさしを好きなんだろうな。可愛がられる人なんだろうな。

  • 子供を育てるとき「フツーはダメ」を徹底してきた 良いヘンとダメなヘンは教えつつ
  • 「事を荒立てず嫌なことは言わずにすます」は愛ではなくむしろ薄情 たとえ嫌われても義とはこうあるべきだと伝えるのが正しいじじぃばばぁの在り方
  • 映画製作して作った30億の借金は父のためだったのか…祖母と父の半生記に繋がる それをテレビでは一言も言わずに立派だわあ
  • 「借金が28億に膨らんだ」「じゃあ明日潰れるの?いつ潰れるの?わかんないんだったら潰れるまでやろうよ」かっこいい~
  • 歌を論理的に作っているんだ 意外
  • 勝ったほうでなく負けたほうにだけ痛みが残る
  • 自分の道を究めた人はどこかヘン そのヘンが異常で素晴らしい 井伏鱒二
  • おばあちゃんこそが人間の完成形 男とは違う
  • 自分で思う価値観と世間が自分を見ている価値観のずれがあり、そのずれに躓かないように生きていく勇気が大切
  • 誕生日は命懸けで自分を産んでくれたお母さんに感謝する日
  • 自分を信じてやっても間違うことがある そういうときは年寄りに聞くに限る その言葉が死語になる=この国がダメになっていく
  • 近代社会への道を間違えたのは明治維新のとき(本当そう思う)
  • 経済はたとえどん底になっても国民さえしっかりしていれば凌げる 外交安全保障と教育に政治家が本気で取り組んでほしいのに経済の話ばかり それで百年後の日本の話などできるはずがない
  • 若い人が見ているのは日本でなく自分
  • 安保闘争の頃から親と同居しないという風潮に それは自分の子供とも同居しないということ 孤独死が問題視されているのは今更
  • もっと胸を張り独りで死んで行けよ
  • 若い頃から家族をうたっていたから真理と感じるのか かっこいいのか
  • 夢は雑でいい
  • 昔は人間にすがりついたのに最近はみんな携帯電話 仮想現実にすがりついている これが今の日本の不幸の源(わっかる!!)
  • メールやファクスは書きなぐれるが葉書は面積が決まっているからラジオでは葉書のみ受け付けている(こういうの好き)手紙を書くという行為は時間のプレゼント これを書きはじめて書き終えるまであなたのことを想ってました というラブレター
  • 第六章は若者に読んでほしいな 私も人に対面で伝える時に言葉の選び方を間違う時があるから

これまでさだまさしさんの歌が好きだったけど、人間性も大好きになりました。

シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう

定期的にミニマリストになりたくなる周期がきたので読みました。笑

読んだ本と表紙が違う気もするけど…文庫版じゃなかったかな?ローホーさんこれまで男性と思っていたけど女性でした。ドミニックって女性の名前なのね。

日本からこれらの考えを学んだらしいけど、 現代日本はできてない人の方が断然多いと思う。

  • ものを買うことは自分のからだの一部となるものを買うということ
  • 精神的にはこんまり(ときめき片付け)に似ているような…こんまりは具体的 これは思想的
  • 家のなかはものではなく住むひと自身が主役
  • 「ドミニック流・基本のワードローブ」は結構多い 減らすのは無理なくできそうだけど気に入るものを見つけるのが大変
  • 私たちの命それはまさに今日
  • 美しいということは見た目の感じがよいことで年齢は関係ない 美しさは知性の表れでもあり内側からにじみ出てくるもの
  • 「ボディブラッシング」がよくわからん 乾布摩擦のブラシ版みたいなイメージ?
  • 食べるのは空腹を感じたときだけ 一人ならできるけど家族がいると難しいだろうな
  • 批判ばかりするひとは自分に問題があるひと(わかるよ~)
  • まわりが望んでいるような自分でなく、こうありたいと思う自分になる 自由なひととはディナーの招待を言い訳なく断れるひとである
  • 天は聞くためにふたつの耳、話すためにひとつの口を与えてくれた 話すより二倍多く聞くべき
  • 自分自身のために許す 相手に口実や手段を与えない限り誰もわたしたちを傷つけることはできない
  • 幸せになるためには他人を当てにしてはいけない 他人になにも求めないひとは自分の内に永遠の可能性を見つけられる

絶望の隣は希望です!

アンパンマンのビジュアルはそんなに好きじゃないけど、アンパンマンのマーチの歌詞が大好きで作者のやなせたかしさんの本は読みたいと思っていました。これは談話をもとに構成した本とのことですが、生きることの大切さがひしひしと伝わってくる、素晴らしい本でした。泣けるなあ…たくさんの若いひとに読んでほしい!

仕事論

  • 60歳を遥かに過ぎてからアンパンマンがヒットし始めて92歳の今も現役で仕事をしている(2011年現在)※2013年に永眠されました
  • 80歳を過ぎると「これからどう生きるか」という人生のマニュアルが何もないから面白い 人生は後半からが面白い
  • 三越の包装紙の文字はやなせさんが書いたとは知らなかった
  • 畑違いの仕事を頼まれまくり引き受けるうちに漫画以外で有名になっちゃった どんだけいいものアウトプットしてたんだ
  • 人生は満員電車 我慢して乗っていると人が降りていっていつの間にか座れる この道と決めたならくさらずに電車に乗っているといつかは席が空く 座れたらひとりじめできるのは20年
  • 恥をかいてもやる いいじゃないの幸せならば

思い出、戦争からアンパンマンへ

  • 自殺未遂に家出未遂に色々やってきたらしい
  • 学校の先生まじかっこいい 「諸君は既に紳士である」から始まる挨拶が素晴らしい
  • 中2まで寝小便たれてた 坂本龍馬もらしい
  • さっきの、さだまさしの本に出てきた人物が違う立場でどんどん出てくる
  • 戦争に行ったけど一度も戦闘しなかった しかしそれでも人は死ぬ、ばかばかしい 西南戦争の時の銃を使ってたとかまじか…負けるに決まってる
  • われわれはこの世に生まれて「何か」のために生きる 好きな仕事で人を喜ばせることができたらそれが一番うれしいはず でも戦争があると自分にとっての「何か」は殺されてしまう 戦場では生き残るために殺さなければならない 普通の人を人殺しに変えてしまう
  • 肉体的苦痛は慣れるけどお腹が減るのは何より情けなく耐え難い
  • 正義はある日突然逆転する 覆らない正義はひもじい人を助けること 身をもってたどり着いた答えなんだな涙がでるよ
  • アンパンマンは最初ヨレヨレのおじさんだったしかも勘違いで撃ち落とされ死ぬという大人向けメルヘンだった
  • アンパンとバイキンの関係ひとつとってもすごく考えてる
  • ヒーローものは一種の戦争 戦争賛美が子供たちに残ってしまう(わかる!)
  • 戦争はどちらも正義 まず餓えている人を助けるのがひっくり返らない正義
  • アンパンマンは濡れるだけで弱る世界最弱のヒーローだけど自分を犠牲にして正義のために戦う 大人からは不評でも先入観のない子供はわかってくれて大人気に
  • バイキンマンは黒いハエがベース バイキンマンにより正義のほか共生というメッセージが生れた!善悪は戦いながら共生している 菌も為政者もちゃんと機能する反対の存在があり光と影がある
  • キャラが2000を超えてギネス認定!

子供について

  • 小さな子供は言葉でいえないだけでちゃんと感じることはできるからこちらがレベルを下げる必要はない 少し知恵がついたら多少合わせる その子よりやや上に
  • 大人が思っていることをきちんと伝えれば子供には精神的な部分は通じる

生き方、老い方

  • 奥さんをがんで亡くして子供もいない 与えられた命をちゃんと生きなければ向こうに行ったときかみさんと合わす顔がない
  • この世に面白くないものは何ひとつない 生きているからこそ病気になるし病院にも行ける
  • 仕事に追われていると自分が老人になっていることに気づかない
  • 幸せな老いをつくりだすのは行動力 加齢より運動不足で体が衰える
  • 野菜スープで老人斑しみが消えた とか健康法けっこう色々やってるんだね病気と付き合ってるとそうなるのか
  • 老いはクヨクヨする時期ではない 老いてこそワクワク 自由に生きることができる
  • 好きなことがあればそれで人生は楽しくやっていける
  • 自分がしたことで相手が心から笑ってくれたら人はうれしくなる 哀しみに沈んでいる人の笑顔を取り戻せたら自分にとって生きる力になる
  • 人生は喜ばせごっこ 相手を喜ばせることでこそ自分も活かされる 他者を助け喜んでもらうことが自分の命を有意義に使うこと
  • 人生一寸先は光
  • とにかく一日生きてみて明日は明日でまた生きる
  • 毎日を気持ちよく暮らすことは未来に希望を持つことより幸福
  • 生きていることが理屈なしに大切
  • いまが青春 明日の生命もわからないから服装はできるだけ派手にしダンディーにイキがって暮らすのが一番

タイトルからして生きる勇気がわいてくるような。そういう歌を作ったそうです。

アンパンマンのビジュアルだけで敬遠していて反省!アニメの絵柄は好きになれないけど原作絵本は読んでみようかなと思いました。

続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い

紹介されていたものを何も知らずに読んだのですが、これ↓の続編だったらしい。先に読んでおかなくても別に大丈夫でした。

三角のかけら(カットしたケーキみたいな形の)がぴったりはまるものを探している話です。ぴったりなホールケーキみたいなものに出会うんだけど、かけらは大きくなって合わなくなる。出会ってそこで終わりじゃないのが素敵。

ビッグオー(出会った人)はメンターみたいなものと思ったけど、男女という見方もあるか。自立についての物語だと思いました。自分で転がるうちに角がとれて丸くなって自分で進んでいけるようになって、そしてまたビッグオーと出会う。これから転がるうちにもっと大きくなっていけるかな。

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