長男は普通ですが、次男がジャイアンレベルのデベソでした。医学的には臍ヘルニア(さい・へるにあ)というそうです。
かかりつけ医で相談してみたり大学病院で聞いてみたり、自分で圧迫してみたり…紆余曲折ありながらも結局ヘソは1歳までにしぼんだので、ご紹介します。
新生児(へその緒とれた後)からでべそでした ~小児科に治し方を聞いてみた
生まれた瞬間から(へその緒がついている時から)「なんかデベソかも?」と思っていました。へその緒がとれた時に「デベソだわ」と確信。
※へその緒がついている写真は苦手な方もおられるので、載せないでおきます。

助産師さんに「ちょっとデベソじゃないですかね?」と聞いてみると「生まれたばかりだからこんなものじゃない?」とのこと。しばらく様子を見ることに。
ちなみにへその緒を引っ張ったとか、そういう外的な力はかかっていません。長男の時と同じ扱いなはずなんですが…次男はへその緒が首を一周した状態で生まれてきたということなので、出てくる時にちょっと引っ張られたりした…?などと考えましたが、「引っ張られてヘソが伸びている」というより「ヘソの奥の穴が塞がっていない」という状態らしいので、おそらく関係ないと思います。
かかりつけ医の見解


上の写真と見比べてください。巨大化していますよね!へその向こうの腹筋に穴があいていて内臓が飛び出ているのが「臍ヘルニア」という状態らしいのですが、泣く時に腹圧がかかるせいで更に内臓が飛び出てくるみたいです。とはいっても赤ちゃんに泣くなというのは無理です。
1か月検診では「かかりつけ医に聞いてみてください」とのことだったので、自宅に帰ったら即受診。(診てもらったのは「生後27日」くらいのサイズの時です)

おぉっ!これは結構なデベソだねぇ~

どうしたら治るのでしょうか?
圧迫するとか…?

(ヘソをグリグリ押しながら)うーん、腹筋の穴は結構大きいか。
デベソは圧迫しても効果はないので経過観察だね。
成長に従って自然に穴は閉じてくるけど、1歳までに閉じなければ手術になります。
急にぐずり出したら注意!嵌頓(かんとん)といって穴に腸がはまって戻らなくなったら壊死しちゃうんで、即手術だよ。
ということで、「今できることはない」という印象でした。大きくなっていくヘソをハラハラしながら眺める日々です。
大学病院の若手医師の見解
3か月検診がきっかけで吐き戻しの頻度が多いことが問題になり、生後4か月頃に大学病院を受診しました。別件ではありますが、その際に一応消化器つながりなのでセカンドオピニオンとしてデベソのことも聞いてみました。
【参考記事】ミルクの吐き戻し改善!大学病院を受診してわかったこと

これはすごい。大きさを考えると、圧迫した方がいいかもしれませんね。
臍ヘルニアの圧迫について医学的なエビデンス(効果があるという根拠)はないんだけど…それでもやってみてもいいと思いますよ。

言うことがかかりつけ医と違うな…

2歳までに治らなければ手術です。

かかりつけ医は「1歳」って言ってたのに!1年も違う!

嵌頓(かんとん)はね、鼠径ヘルニア(そけい・へるにあ)は頻度が高めだけど臍ヘルニア(さい・へるにあ)はほとんどないから。そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。
おそらく診ている症例が地域の開業医と大学病院とで別の偏りがあるのだと思います。違った視点からのアドバイスが聞けて有益でした。親としては何かしてあげたいので、パパと相談して圧迫してみようということに。
医学的には「圧迫の効果はない」とされている?
これまでヘタに内臓に触れて傷つけるのが怖くてあまり触らなかったのですが、お医者さんはいずれもグリグリと内臓(腸?)を指で押し込めて腹筋の穴を確かめていました。ヘソの中身がちゃんとお腹の中に収まるのがわかったし、こんなに触っていいんだ!と少し安心したのもあり圧迫に挑戦してみることにしたのです。
かかりつけ医は「圧迫の効果はない」と断言していましたが、客観的にヘソを見ていると「本当だろうか?」という気がしてきます。だって、自然に穴が塞がっていくんでしょ?塞がる瞬間に内臓が外にいたら困るんじゃない(それが嵌頓では)?それなら中に収めておいた方がいいんじゃない?
小児外科学会のサイトでは圧迫には効果があると書いています【外部リンク】
乳児のでべそ治療法 ~自分で圧迫処置してみた
最初はうまくいきませんでしたが、パパがヘソ押し込み職人として才能を開花させ、毎日風呂上りにヘソを押し込みました。医療用テープでとめるので、肌が荒れ気味だなと思ったらお休み。でもこれまで内臓が出ているのは苦しかったのか、押し込んだ状態でいる時の方が機嫌がよかったです。

思考錯誤で辿り着いた圧迫療法
泣いたり、腹圧がかかっている時には内臓が飛び出ようとする力が強いので難しいです。我が家ではこれ↓でうまくいきました。
- お風呂上りにハイチェアを揺らしながらご機嫌をとる
- 少しずつヘソの中の内臓を押して腹筋の穴の中に収める
- 内臓がすべて入りきったら腹筋の穴にティッシュを丸めた球などを押し込む
- テープでとめる
慣れないうちは「ヘソ担当」「テープ担当」の2人体制をオススメします。

傷口用の医療用テープだと、もしかしたら弱いかも。アスリート時代に買ったキネシオテープが家にあったので、それをふんだんに使いました。幅広の方がオススメです。それくらいアイツ(でべそ)は強い…!

最初ガーゼで押さえようとしたのですが、もっと小さいもので穴にピッタリはめ込むようにしないとヘソが出てきてしまいます。

コットンはなかったので、ティッシュ1枚を丸めて堅くして、それを押し当てたらちょうどよかったです。親からは「10円玉」「500円玉」といった硬貨を使うという昔ながらのやり方を聞きましたが、ガーゼと同じ理由でおそらく浮いてくるのでダメだと思います。金属アレルギーも心配。
圧迫療法の効果

どうでしょう?パンパンに張っていたヘソが縮んだのがわかるでしょ?
この頃には内臓は腹筋の穴の奥に収まっているのがデフォルトの状態に。なので自己判断で圧迫は終了しました。オムツ替えの時などに穴を押して確かめたりはしますが。まだ膨らんでいるのは、伸びた皮膚が残っているような感じです。
1歳の現在、ほぼ完治
そして1歳になって大学病院に行った時、診てもらいました。そこで先生の太鼓判!

おっ!穴は塞がりましたね。

最盛期のパンパンのデベソを思うとよかったー!と安心するところですが、一度伸びてしまった皮膚は戻らず。「元デベソ」感がすごい。残る問題はこれをどうするかです。
手術をするなら
「2歳前後で手術」が推奨

あとはもう見た目の問題だけなので、気になるようなら余っている皮膚をとる手術をします。
手術するなら普通は2歳前後。それまでに決めておいてください。
見た目のための手術で美容目的になるなら自由診療…?とか思いましたが、「穴を塞ぐための手術」という扱いで保険適用だそうです。ありがたい!
- 全身麻酔での手術
- この病院だと手術前日、翌日と泊まる2泊3日の入院
- ヘソが理想の形になる保証はないが、最低でも扁平、極力引っ込んだ形にするようにする
という感じ。思春期のことを考え、手術する方向で考えています。思春期は何もかもが気になりますからね!悩みの種は多いでしょうが、減らせるものは減らしておいてあげたい親心。
ただ、その頃は私が妊娠中もしくは出産直後くらいかもしれないので付き添いなどは考えないといけません。手術したらまた記事にしようと思います。


コメント