三菱一号館美術館 で開催中のシャネル展に行ってきました!
三菱一号館美術館は1894年建設の丸の内初のオフィスビル「三菱一号館」を忠実に復元した建物で、「明治時代に銀行として使われていた建物」として認識されている。建物も前庭も雰囲気がよく大変素敵で、今回はウェディングフォト撮影にも遭遇。おしゃれカフェも併設しており、デートなどにも最適!(カフェについては下に詳しく)


個人的にファッションアイテムとしてシャネルが大好きということではないが(一つも持っていない)、「女性をコルセットから解放した女性デザイナー」という印象はあり、映画も確か観たことがある。
シャネルのデザイン、展示内容
ガブリエル・シャネル(1883~1971)は、「20世紀で最も影響力の大きい女性デザイナー」といわれます。 シャネルのシンプルかつ洗練された服は着る人に実用性と快適さを与えながら、1920年代の活動的な新しい女性像の流行を先導しました。戦後に流行したシャネルのスーツを着こなすことで、彼女自身がファッション・アイコンとして、そのスタイルを象徴しています。本展は、ガリエラ宮パリ市立モード美術館で開催されたGabrielle Chanel. Manifeste de mode展を日本向けに再構成する国際巡回展です。ガブリエル・シャネルの仕事に焦点を当てる回顧展を日本で開催するのは32年ぶりのことです。 シャネルのスーツ、リトル・ブラック・ドレスを代表に、どれも特徴的な服はシャネルのファッションに対する哲学を体現しています。さらにコスチューム・ジュエリーやシャネル N°5の香水といった展示に当時の記録映像が加わることで引き立てられ、鑑賞者をシャネルのクリエイションの魅力へと誘います。
ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode|三菱一号館美術館(東京・丸の内) (mimt.jp)
撮影可能なものは一点もなかったが、ずらりと並ぶシャネルの洋服を見ていくと一貫して女性への敬意を感じる。「女性のそのままのからだが美しいのよ」と訴えかけてくるようだった。細い腰に豊かなバストを強調した、コルセット前提の服に縛られていた西洋の価値観を覆した偉大さが伝わってきた。現在の女性服のスタンダードを作ったのはシャネルなんだな…と思うと同時に、これくらいのインパクトあるファッションの変化というのは今後起こりうるのだろうか?とも。
腰で穿くスタイルのスカートは、ほっそりした人に似合いそうな控えめさが上品。ドレスはシンプルで大胆で、背中がバーンと開いたデザインでも少しもいやらしくなくエレガント。露出が大胆なデザインもなぜだろう、「セクシー」と言いたくない感じがする。とても女性らしいんだけど。それまでの洋服のアンチテーゼという点で、男性の目線というものを殊更に意識しないように作っているのだろうか。わからないけど。
このエレガントさが三菱一号館美術館というシックな建物にとても調和していて、「ここで開催してくれてよかった!」と感じた。
日常の中で「シンプルな服」というとなんとなく「カジュアル」を思い浮かべてしまうが、「シンプル」と「カジュアル」は決してイコールではないと思った。シャネルのデザインはゴテゴテしていなくてシックで女性らしい。だけど見れば見るほど細かく、タックやらレースやら本当に美しい!よりよく見せる工夫は惜しみ無い。喪服みたいで賛否両論だったというリトルブラックドレスも私は好き。
シャネル自身やモデルの写真なども展示されていたが、その中の1枚「立ったままハンドバッグを膝で支えてごそごそしている女性」が感慨深い。キャプションも何もなくても、ファッションによって女性が活動的に自由になったという感じがした。
有名な女優や本人が旧蔵していたドレスやジュエリーが展示してあるのも人間性が感じられてよかった。「シャネル=ハイブランド」という印象があるが、シャネル本人は貴石を使ったジュエリー以外にコスチュームジュエリーという安い素材のアクセサリーを装うことも好きだったらしい(今も売っているみたい)。個人的には麦穂のデザインのジュエリーが好き。ショーメの麦のティアラも素敵だったのを思い出した。
そして展示室の最後の映像。マネキンに着せるよりも動きがある方が服の良さがわかる。生地がやわらかいからよく揺れて楽しげで、見ているだけで心が躍る。シャネルの服はどんな女性にも似合うし引き立つものなんだなと思う。
階段からおりてくるモデルたちが鏡を見て自分にうっとりしてるように見えるのだ!シャネルは女性の尊厳を取り戻した女性の一人なのだろうなと強く感じた。
展示方法
展示室は装飾のない黒が基調で、次の部屋へと続く通路を白い光の枠で導くようになっていた。削ぎ落した美しさが体現され、シャネルへのリスペクトを感じた。ただ鑑賞する側のわがままを言えば展示室内にベンチかないのがちょっと辛かった(外に出ないと休めない+座って鑑賞できない)。
3階から展示が始まり、1階まで階段での移動が前提になっている。案内を頼めばエレベーターも使えるが階段も素敵なので、歩ける人は階段を使った方が建物の良さをより堪能できるだろう。
展示の中でのインスタ映えスポット(というか、撮影可能スポット)は1か所で、多面鏡に囲まれた黒い部屋に入って自分がシャネル?モデル?になりきるような趣向だった。私は特別おしゃれな服を着ているわけでもなかったので撮影しなかったが、なかなか凝っていたため行列ができていた。オシャレな自撮りがしたい人はシックなお気に入りの服を着ていくといいだろう。シャネルのようにアクセサリーもたくさんつけてね!
来場者プレゼント(N°5!)

なんと出口で、かの有名な「シャネルの5番」の香水をくれた!展示の中でも紹介されていて「どんな香りなのかな」と気になっていたので大変嬉しい。展示室に香りが漂っているのでは?と少し期待したが、匂いが苦手な人への配慮かそういう演出はなかったのだ。
1.5mlと少量だがちゃんとスプレーボトルに入っている。いつもよりチケットが高い気がしたがこのためかもしれない。ただし在庫状況により必ずもらえるわけではない様子なので、なかったからといって怒らないように。
買うと結構高い。
ミュージアムショップ(Store 1894)
図録やハガキ以外にも展示内容に関する小物を売っているオシャレなミュージアムショップ。今回は刺繍や裁縫の道具が並び、それぞれが海外の本格的なもので素敵!使うあてがないので買わなかったが、刺繍の枠をインテリアに使ったりするのも一案だ。
手芸やアクセサリーに使えそうなヴィンテージボタンがあって「あ、ちょっといいな」と思ったら一つ6000円とかでたまげた!直径1cmくらいなのに…アンティークは恐ろしい!!笑
ミュージアムショップではないが、建物内のデジタルミュージアム手前の銀行役員執務室(再現)もなかなか雰囲気がよいので時間があれば立ち寄ってみるとよい。当時の設計図なども展示してあるので建築に興味がある人にもオススメ。

ミュージアムカフェ(Cafe 1894)
以前から気になっていたが初めて入ってみたCafé 1894。入口外に「お待ちの間の熱中症対策はご自身で」というようなことが書いてあって外で待つんかいと思ったら、中に椅子があってギリギリ座れた。よかった…。待合スペースの椅子はハイチェアも含めて20脚くらいあっただろうか。入店が12時でちょうどランチタイムだったこともあり、「10組以上お待ちなので案内まで1時間くらいかかります」とのこと。遅めのモーニングを食べてきたのでハラペコでもなく、待つと伝えたら心外そうな顔をされてしまった。忙しすぎるのかウェイティングリストを持っている女性店員には笑顔もなし。


待つ間に建物を眺めてうっとりしてみる。なおフラッシュ撮影禁止。柱が美しくカウンターも堅牢で「昔の銀行」感がありロマンを感じる。しかしガス灯が窓口の上にあったらめちゃ熱いような…それに銀行としてはかなり狭い気もする。まあATMもない時代だし窓口にはそんなに来店客はなかったのかもしれない。貸切利用もできるそうなので小規模な結婚式なども素敵だ。
応接間の天井とかこうあってほしいよねウンウン。二階も見学してみたいものだ。スピーカーなど現代的な設備は埋め込んで配線は隠してある様子。補強の鉄筋らしきものが見えていても雰囲気は比較的壊れないので深みのある木部が大事なのかもしれない。ワックスは剥げまくりだが床の色も非常にいい。

展覧会の会期中は混雑する上、取り扱わないメニューもあるので展示替えの時期にアフタヌーンティーなどに来るのもよさそうだ。客層を見ると9割がたデートか女子会といった様子。子連れファミリーもいたが少数だった(パッと見た感じだと子供用の椅子などはなさそう)。90分制のためもあってかどんどん客がはけているのに片付けが追い付いてない感もある。展覧会の繁閑に合わせた人数を確保するのが難しいのかな。
店員の服装が私の大好きな「シャツにベストにロングエプロン」のスタイルだった。素敵!ボブの女性店員が大変スラリとしていて笑顔も感じがよく見とれてしまった。
「1時間待ち」と言われていたものの40分で案内された。ただし料理が揃うのに更に40分くらいかかったかも(笑)写真を撮りたかったのでサラダだけ来ても食べずに我慢…


ランチメニューの「ハンバーグステーキマデラソース」税込2000円。待った甲斐あって肉汁じゅわーでめちゃうまい!!サラダは苦味ある葉っぱに酸っぱいドレッシングでバランスが良い。パンは小ぶりだがちゃんと焼いてあたためてありカリッとしている。クルミらしきものも入っていておいしい。
ハンバーグは写真だと小さめに見えたが、なかなかの厚さで食べごたえもある。ソースがまたうまいしマッシュポテトついてるのグッジョブだし粒マスタード好きだからたくさんついてて嬉しい。マデラソースってなんだか知らんけど濃厚でバターの風味もありこの濃さが暑い日に最高。ディナーに倍の値段でそのまま出してもいいくらいおいしい。
デザートセットもつけられる(この日は抹茶のパンナコッタ)が、別の店でお茶したかったのでパスする。ドリンクセットは+330円だったかな。選択肢はコーヒー紅茶かジュースであまり魅力を感じなかったのでやめておいた。

しかし都会で食いたいもん食うと金かかるなァ(*´▽`*)ランチ2000円は私にとってはリッチ。コース以外のランチメニューは3択でガーデンプレートが一番人気の様子だったが、クリームチーズやサーモンマリネなど妊婦が避けた方がよいものが多かったので今回はやめておいた。
周辺情報(有楽町イトシア KrispyKremeDOUGHNUTS)
どーーしてもクリスピークリームドーナツが食べたくて、有楽町に店舗があるとわかったのでランチの後に歩いて向かった。10分くらいかな。


ルイボスティーがあってカフェインを気にする妊婦には嬉しい。なおルイボスはトールサイズしかないそう。オリジナル・グレーズド170円+ルイボスティー340円、セット割引▲30円で税込み528円でした。おいしいけどドーナツは軽くてほぼ空気。揚げ物なのにすごいよね。軽くてほぼ空気で187円て高くないか。おいしいけど。
ほぼ空気なので足りなくてチョコクランチ税込み253円をおかわり!オリジナルグレーズドには負けるが、これも結構軽い。笑
ドーナツにはコーヒーを合わせたいがGODIVAカフェモーニングしてきてチョコまみれの1日なのでカフェインとりすぎないよう我慢したのであった。それでも見たいもの見て食べたいもの食べて大満足!





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