サントリー美術館 (suntory.co.jp)に以前はよく行っていました。今回久しぶり。古い新聞のようなチラシに惹かれて内容もよく調べずに行ってみました。展示されていたものとか内容はよかったんですけど、全体を貫くテーマ(ざわつくという定義)にちょっと疑問が残りました。
全体として
日本美術って一部の有名な浮世絵とか若冲くらいしか人気のコンテンツがないイメージなので(個人的な印象ですが)、色々なジャンルを一堂に会してあまり触れないものをみてもらう!という趣旨はよかったです。実際色々あったし、私はわりと無差別に見たい派。
「作品の裏側を見る」「保管箱を見る」あたりはもっとたくさん集めたら一つの展覧会にできそうだなと思いました。まあ、来館数はあまり多くならないかもしれませんが…学術的にも価値ある展示になりそう。好みもあると思いますが、保管箱は中身の隣に置いてほしかったな。硯箱の蓋と本体をバラバラに置くのもカンベンして!!
私がざわついた作品
「ざわつく」というテーマのとり方が少し無理矢理かな~という印象がありました。キャプションも分担がうまくいっていないのか、ちょっと統一感がなく感じました。
私は、ざわつく作品は一つしかなかったです。一つあればこの展覧会は大成功だと思うんですけどね。
「多賀社参詣曼荼羅」多賀大社の景観を俯瞰的に表した、地図的な絵の屏風。私は龍が大好きなんですけど一枚の絵の中で「こんな端に龍がいることある!?」っていう地味な龍がいて釘付けに。もちろんキャプションも龍については無視。笑 これは、愛せる!!!

あと個人的には北条政子さん愛用の手箱が現存していることに驚き!1000年くらい前の人ですよね。ヴィトンのトラベルバッグ的な雰囲気のあるおしゃれ箱でした。素材が書いてなかったけど木製なんでしょうか。
作品の撮影について
ほぼ全部の作品について撮影自由になっていました。
撮影自由のコーナーを作ると、撮ることに夢中になって作品を見ない人が増えますが「全部撮影オッケーです!」とすればそういう人はそこまで増えないもんだなと思いました。まあ撮ってばかりの人もいましたが…あれ見返す時あるのだろうか。しかも正面からの写真なんてさ、図録でプロが撮ったものを見る方がいいんじゃないの?それよりも本物の感動を胸に刻みなさいよ!と思ってしまいます。撮るにしてももっと横顔とかさ、ここでしか出会えないものを撮りなさいよ!と気になっちゃう。
私は上記の龍だけ撮りました。他にも龍が色々いたので撮ろうかなと思ったのですがたぶん見返すことはないと思ってやめておきました。
次回展示について
次回は「刀剣もののふの心」です。日本刀は美しいですよね!なんとなく刀剣自体の展示はそんなに多くないのかな?チラシを見た感じ、絵画とか周辺資料も多そう。普段はお寺とか神社にある刀剣が集まるそうで、普段見られないものが見られるチャンスですね!




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