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欲しくもない資格をとるな~教員免許を「一応とっておく」デメリット

私が通っていた大学の学科では、望めば教員免許をとれました。親から「教員免許はとった方がいいよ」と言われたのですが、いらないと思ってとりませんでした。そしてその選択が超正解だと思っているのでご紹介します。

教員免許をとらなかった理由

教師という仕事をしたくなかった

教員免許をとらなかった一番の理由ですが、尊敬する教師がいなかったんですよね。部活の顧問への不信感があったり、教師に憧れるということが皆無だったのです。

「いざとなったら先生になれるって安心だよ」「公務員は安定してるよ」とも言われましたが、部活の顧問になったら休みゼロじゃね?と教師のブラックさにも疑問を持っていました(当時はまだブラックな教師の労働実態が注目される前だったのです)。

他にとりたい資格(単位)があった

大学をカルチャースクールと勘違いしてるんじゃ?ってくらい、たくさん講義を受けていた私。自分の専攻と全く関係ない授業に出て、興味があるので熱心に勉強して、よい成績をおさめたりしていました(なんなら自分の専攻よりも優秀だった)。レポートの書き方とか全然なってなかったと思うけど、ネットからのコピペはしたことがなかったのでそこが評価されたのかもしれません(レベルの低い時代だ…)。

語学だけでも、必修の英語のほか韓国語、フランス語、ドイツ語を履修していました(イタリア語は途中で挫折)。全部興味あったのでね!当時からやりたいこと全部やってたんですね(*´▽`*)笑

国家試験等を受けなくても単位取得だけで資格がとれるものもありました。図書館司書とか、博物館学芸員とか。美術館や博物館が好きだったので興味のある授業をとると自動的に学芸員の資格がとれる感じに。

実習も一応行ったけど、資格をとってわかったのは「専門領域がないと学芸員になるのは難しい」ということ。私は専攻が「西洋デザイン史」「古代生物」など、美術館や博物館に関わるものではなかったので学芸員として採用されるのは難しいと思います。評価されるとしたら会社員時代のスキルとかですね。

そしてこれは教職から逃げる口実になりました。「教師が嫌だから」より「ほかにとりたい資格があるから」の方が親を説得しやすかったのです。ありがたいことに奨学金は使わず、親のお金で大学に行っていましたから。

教員免許をとるメリット

教師という仕事ができる

これだけですよね?やりたくもない仕事のための資格は、就活の際に何かのアピールになるのでしょうか?私が採用担当だったら「教師になればいいのに」と思います。

教員免許をとると決めた子もいました。とらなければならない単位の数に加え、実習やレポートに忙殺されていた級友を見て「教師になりたい」という強いモチベーションがないと厳しいだろうなと思いました。難しいというより、やることがたくさんで面倒という印象です。

卒業後、すぐに教師になった子や一般企業で働いてから非常勤講師になった子など、同じ専攻の中でも半数くらいはいるかと思います。しかしもともと教師になりたかった子はゼロです。

資格をとらなくてよかったと思う理由

ミニマリスト的な考え方を取り入れてから気づきましたが、「選択肢が増えるのは良いこと」なのでしょうか?そうでもないと思います。

選択肢があると思うとそれに縛られてしまいます。例えば「今の仕事をやめて転職しよう」と考えた時に、「とりあえず教員免許があるから教師になろうか」という選択が出てくると思います。でも学生だった時点では「教師になるなんてまっぴらごめん」と考えていた職業です。

やってみて初めて良さに気づくということもあるかもしれませんが、「いざという時」のためにとっておいた教員免許で前向きに転職できるものでしょうか?私が尊敬する教師に出会えなかったのは、おそらく、ほぼ全員が「一応とっておいた教員免許」で教師になった先生だったからじゃないかなと思います。小学校の先生はそんなことなかったんですけどね。中学・高校を教える教員免許って教師になろうと思って入ったのではない学科でとれますから。

こういう資格は持っているだけで更新試験があったり、うっかり失効して後悔したり、しがらみも増えます。

それよりも「これがやりたい!」というモチベーションが強くなってから資格をとった方が身につくし、強い推進力で良い結果が出ると思います。「若い方が頭が柔らかくて身につきやすい」という意見もあるでしょうが、若い時はやりたいことをやった方がいいです。あるかどうかわからない「万一」のために資格をとって貴重な時間を使うなんてことはせず、全力でやりたい道を突き進んで遊んでください。

教員免許がなかった結果、社長になりました

そんなわけで私は現在の会社に見切りをつけるとしたら「教員」でなく「社長」になるという道が見えています。教師になるという道が最初からなかったので、自分のやりたいことをやる会社を立ち上げました。安定していなくたって、こっちの方が絶対幸せだと思います。

作ったのは不動産賃貸業の会社ですが、売買の仲介はまだ考えていないので宅建(宅地建物取引士)の資格もとっていません。必要になったらとります。登録や更新や色々必要になるので、今いらないものは今とらない。いつか必要になるものは、必要になった時に初めてとる。これが基本の考え方です。

これまでとった資格について

とはいえ、会社員としては昇格の要件として資格は色々とりました。でも今の業界以外では何の役にもたたないと思います。しかも一夜漬け(1か月漬けくらい?)なので全く頭に残っていません…。

その資格の知識は社長業をやる時に役に立つ部分もありましたが、なにせ頭に残っていないのでイチから勉強し直しです。「社長として知識を使いたい」という観点がない状態で学んだことは、社長になってから生かせませんでした。資格は持っているのに、新たにわざわざ講習に通って勉強し直しましたから。

ただ会社では昇格して給料は上がったので、勉強時間と引き換えに「お金」や「管理職の経験」を得たとするなら、費用対効果はまあまあかなと思います。「昇格するため」という明確な目的があったので、まあ前向きな資格取得といえるかなと。

まとめ

資格マニアの人もいるし、「いつか必要になるかも」と資格をとる人も、会社の都合で資格をとらざるをえない人もいると思います。しかし必要になったその時にとればいい話です。モノでもそうですけど、「今」いるものだけで生きるというシンプルなことを実践した方が自分の望む未来に近づいていけると思うのです。

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