細々と管理しているアパートの話です。
何かあれば間に入ってくれる管理会社はいるのですが、売買の時に関わったご縁だけで管理料金は払っていません。そこの社長さんが高齢で最近あまり動けないらしく、督促なども自分でやっていたら入居者から直接連絡がくるようになってきました。
入居者からの連絡
電話がかかってきたのは以前家賃を滞納していた入居者です(参考記事→滞納がちだった入居者を変えた魔法の声かけ方法)。また「家賃遅れます」かな…?と出ると、「ドアの建てつけが悪くて」との相談でした。要約するとこんな感じ。

寒い時期になると、引き戸が堅くて開かなくなるんです。
当たっている柱が削れているので、そこを削ってもらえればいいんじゃないかと思うんですが…

見てみないことにはよくわかりませんが、湿度や温度差によって歪んできたドアが柱に干渉して開きづらくなっているのか?と推測。
先輩大家に相談
何にせよ初めての申し出のため大家歴20年超の先輩大家に電話してみます。

滑りが悪いならシリコンスプレーをかけるだけでかなり改善するよ!
「当たるけど閉まる」ならシリコンスプレーだけで大丈夫だけど、木部の「反り」は直らないので我慢できないなら削るしかないかなー。

柱かドアを削るってことか…大丈夫かな?

もちろん建具屋とか工務店に頼めばやってくれるけど、自分でやってみるのも勉強になるよ!
太めのカッターとシリコンスプレーと、木部の傷を隠すクレヨン的なものがあればできるから!

入居者さんの言ってることがボンヤリしていたので、
行ってみて全然状況が違ったらどうしましょー

よっぽどうるさい人じゃなきゃ、「こういう想定で道具を持ってきたんだけど違ったので次回にしますー」で大丈夫だと思うけど…
入居者さんとの仲とか性格によるんじゃない?
道具をゲット
あの入居者さんなら大丈夫かなと、せっかくなので自分で挑戦してみることに。ただ急に大家(娘っ子)がやってきたら驚くと思うので「業者が繁忙期でなかなか手配できなくて…おっしゃるとおり当たっているところを削るくらいだったら道具があればできるので、私が伺いますね」と連絡しました。
そこで「エッあなたみたいな若い女の人で大丈夫なの!?」みたいな強い反発にあったら考え直そうかと思ったのですが、「あーわかりましたー」という感じだったのでGO!
近くのホームセンターで道具を物色します。
太めのカッター(彫刻刀の方が手早くできたかも)
ヤスリ
シリコンスプレー
木部のキズ隠し
現場で調整
現場を見せてもらうと、確かに柱に当たるところが削れています。ドアがこちら側に反っているようですね。

ドアを外してよく見てみると、上の方も滑りが悪く若干削れているように見えます。

これくらいなら、なるほど自分でできそうです!ドアでなく柱を削った方が目立たないので、擦れている部分に目印をつけてカッターで削り、ヤスリで整え、シリコンスプレーを吹き付けてからドアを戻すという作業です。上の方はドアを削りました。

あまりたくさん削るのも嫌なので、ドアを外したりはめたりしながら何回か作業を繰り返していたところ、それを見ていた奥さんからストップが入りました。
うまくいったが、しかし

具合悪くなってきちゃった…ごめんなさい、途中だけど帰ってくださる?
ええー…作業を始めて1時間もたたないうちに!?もともと具合が悪くリビング(修理対象のドアがある部屋)に寝起きしている人なのですが、作業のガタガタ音や「この人で大丈夫か」という疑念などから不快感をあらわにされました。そ、そんな…
お昼前のアポイントでしたが「まだ朝食を食べていない」と言い始めたり、深追いするのは得策ではないと判断。そうとわかっていれば彫刻刀でもっと大胆に削ったんだけどなあ…

上部の処置は終わったためドアの動きはかなりスムーズになったのですが、開ける時の小さい音がまだ気になるそうで納得のいく出来ではない様子。柱の削りがもう少し必要です。そもそも作業音が不快なようなので、どちらにせよ奥さんがいない日にもう一度作業をするしかなさそうです。色がはげた部分もキレイにしてあげたかったんだけど…

終わらなくて申し訳ないですが、また後日…
旦那さんと日程調整して業者か私が来ることになります

業者さんに頼んだ方がいいと思うけどねえ…
老夫婦の入居者なのですが、旦那さんはホンワカタイプ、奥さんは細かいタイプのようです。旦那さんに了解をとったとはいえ、大家が修理に来るのがもともと嫌だったみたい。まあそういう人もいるのでそれは仕方ないですが、アポをとった旦那さんだけがいる日に作業を設定した方がよかったですね。
(番外編)別の部屋の入居者の相談を聞く
ションボリしながらも後片付けをして(木くずがすごい!)退室すると、別の部屋の入居者がちょうど帰ってきたところに出くわしました。この入居者も細かいことが気になるタイプのママです。たまに電話がかかってきて愚痴のような苦情のようなことを言ってきますが、基本的に私は味方認定されているので別に敵を作るようにして最善を尽くしていればOKなのです。笑
軽く挨拶をして「最近困ったことないですか」と聞くと、出てくる出てくる!

隣の部屋の人が裏口を使う時に気になるのと…
向かいの駐車場が気になるのと…(略)
たまにガス抜きをしてもらった方がいいので、今回会えてラッキーでした。突然電話がくると「うわ…」ってなるので(*´▽`*)
説明だけで納得してもらえるところはそうして、問い合わせが必要なものはやってあげて…とちょっと面倒ですが、こちらも翌日には対応完了。
建具屋に依頼
そんなわけで建具調整の件は旦那さんだけがいる日にまたアポをとったのですが、それが1か月以上も先になりました。1回目の訪問の時点で妊娠が判明していたので、うーん…つわりが始まっていそうな時期だな…と迷ったのですが、力仕事だし今回は業者に投げることに。やることはほぼ終わってるんですけどね!クッソー!
業者の探し方
今回はちょっとした安い工事なので、近所の建具屋をGoogle マップで調べて、かたっぱしから電話します。「地名 建具屋」「地名 工務店」で検索すればOK。
状況を伝えていくらになるか聞いてみますが、対応の感じが悪いところは除外。複数箇所なら単価2000~2500円+部品代、1か所なら最低料金3000円で出張費なしでやってくれるというところがあったので、そこに頼みました。「今から行きましょうか」と言ってくれて、さすがフットワークが軽い!
当日10時から工事の予定だったのですが、10時にもう電話がかかってきて「終わりましたよ~」と報告が。はっや!後日請求書が送られてきて税込み3000円になっていたので良心的だな~と思いました。まあ作業も5分くらいで終わったんでしょうけどね…
写真とってもらうのを忘れてしまって反省。一応入居者には電話して、納得のいくよう完了したことを確認しました。
対応完了
という感じで今回の申し出は対応完了です。
反省:居住中の部屋の修理は自分でやらない
という教訓を得ました。やっぱり若い女性(業界比)が行くと大丈夫か…?っていう感じはするでしょうから、「趣味のDIY」感は拭えないですね。専門業者がやるよりは時間もかかるし。
それでもシリコンスプレーすっげー!とか、カッターより彫刻刀!とか、たくさん学ぶことはありましたので大家レベルは着実にアップしていると思います。よーしよし(*´▽`*)


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