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「物価はもっと高くなるべき」と思う理由について語る

インフレが問題になっています。物価高は困る!という声も多いですが、個人的には物価はもっと上がるべきだと思っています。

ものが容易に手に入りすぎる

例えば。昔は「羊を飼って」「毛を紡いで」「編んで」やっと手袋ができたから、そのとんでもない労力と時間を考えた適正な値段で買っていた(もしくは物々交換した)けど、今は手袋なんて100円で買えます。時給1000円で働いている人は6分間だけ働けば手に入るのです。

大正時代あたりでも、お金がない場合「他のものを質入れしてなんとか用意した」「別のもので代用していた」ことがわかります。お金がなければモノもナシでやっていたのですね。穴のあいた靴を履いたり、継ぎだらけの服を着たり。寝具がなければ帯を丸めて枕にして、着物を掛け布団にして。

しかし現在は、お金がなければ「安いものを買う」ことで何でも手に入ってしまいます。

モノが安すぎるから新品の安物を買えて、世の中に安物が増え続けます。すぐダメになる安物はリユースできません。売っても二束三文でゴミになるだけ。そういうものを作り続けて、世の中にくだらないものが増え続けて、環境が壊れ続けます。

高価なもの=長持ちする高品質なものだけが市場に存在して、ないものは自分で工夫する世の中になるとよいな…と思うのです。

子どもに何でも買い与える風潮

あまりに何でも安いから、買う前に十分検討するということが抜け落ちます。世代なのか、生まれ育った環境なのか、特に私の母は「買う」ことについて麻痺しているので、子供(孫)へのプレゼント攻撃がものすごいです。

プラスチックのどうしようもないおもちゃを増やされるよりは…と必要なものを指定しても「そんな安い(小さい)のはオマケにしてあげるから、プレゼントはもっと高いおもちゃをあげるよ」と言われます。これが異常だと思う。家に入りきらないくらいのおもちゃや服、いらないのに…クリスマスと誕生日がそれで憂鬱になります。

今のインフレは違う

ここでの「物価が高い」=ものを作る人の労力に合ったお金を払おう、ということ。大量生産で作られる安い製品を買う人がいない→大量生産されなくなる→職人の手仕事だけが残る、というイメージです。

食べ物も同じ。農家が休みなく世話をしてやっと実った野菜が数十円で手に入るって、どうなの?適正なんでしょうか?あるいは高い農機具を使って大量生産した結果、売れ残って廃棄するなら、最初から機械を使わず近場で消費できるだけの量を作ったらいいのでは?

遠い国から大量の燃料を使って運んできた南国のフルーツなんて、高価すぎて一生に一度も食べられないのが当たり前じゃないですか?それが適正な値付けということだと思います。

現在の物価高は「原材料費高騰のため」「輸送費高騰のため」と説明されることが多いです。それは結局、大量生産している企業がきちんと儲かるように…という物価高です。

正しいお金の使い方について考える

私も以前は「とにかく1円でも安いものを買う」「その背景にある安い理由なんて考えない」という姿勢で買い物していました。でも今は、どうして安いのか?を考えます。ファストファッション好きな人は一回立ち止まってみてほしい。

とはいえむやみに高い方を選ぶのではなく、私が使い終わった後も誰かが活用できるもの、最後までごみにならないものを選びたい。

適正価格で価値あるものだけが売れる、という社会に戻ることはきっと難しい。けれども、どうして安いのか?私以外の誰か(搾取される生産者や地球)がその費用を負担しているんじゃないか?自分の財布以外のことを考えてみます。正しいと思うものにお金を払うことで、職人や生産者を応援することができます。本当はお金のない世界が一番地球に優しいのかもしれないけど、できることから!

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