次男のジャイアンばりのデベソについて以前書いたのですが、ヘソの穴は塞がったものの、伸びた皮膚が余っていました。

圧迫療法(民間療法)でヘソが縮んだ記事はこちら↓
大学病院では「2歳前後の手術が好ましい」と言われたので、私が出産して少し落ち着いた2歳4か月で臍ヘルニア手術(臍形成術)をしました。コロナ感染対策などもバッチリしていた頃です。
手術前に重度のでべそを圧迫でしぼませた
経緯としては、新生児の頃から若干でべそ(原因:腹筋の穴が閉じていない状態で出生)→泣くたびに内臓が飛び出てへそが膨らんでいく→自己流で圧迫開始→しぼんで穴も閉じた→しかし皮膚が余っている(今ここ)です。

現在は「重度のでべそ」というよりは「シワシワのヘソ」という感じ。いわゆる困った症状などはなく、本当に見た目の問題だけです。一番心配な症状=腹筋の穴に内臓が挟まって壊死する嵌頓(かんとん)にはなりませんでした。
治療について(医師の診断)
大学病院の小児科に継続受診していました。医師の見解はこんな感じ。

穴はふさがったけど余った皮膚については自然治癒はしない感じ(ほっといても治らなそう)なので、いずれ手術しないといけないですね。
見た目が気にならないならそのままでも医学的には問題はないですが…
色々と説明を聞き、パパと相談して手術をすることに決めました。手術を決めた理由としては「思春期に本人が絶対気にするから」です。

眉毛が太いだの薄いだのだけで死ぬほど悩むのに
自分のヘソがシワシワだったら絶対思いつめるよね…?
手術時期
手術を決めたのが次男1歳2か月頃。私は三男の妊娠初期だったので、手術時期を相談しました。

2歳前後に手術することが多いですが、どうしますか?

2歳0ヵ月頃に私が出産予定なので、付き添いなどが難しいです。
手術時期をずらすとしたらいつ頃がよいのでしょうか?

全身麻酔のリスクを考えると、早めるよりは2歳半~3歳くらいにするのが一般的だと思いますよ。年をとると痛みが出やすいので、小学校入学前(5~6歳)だと遅いと思います。
遅くても3歳半くらいまでがいいかな。
ちなみに「技術的には何歳でも手術はできるし仕上がりは変わりない」ということでした。反対する理由もないのでオススメの時期(2歳半頃)に手術することに決めました。
入院と手術のスケジュール
- 産後2~3ヶ月くらいして落ち着いたタイミングで診察予約
- 診察で手術確定→手術日程を予約(診察から1~2ヶ月後)
- 外来で術前検査→3日後に入院→翌日手術→翌々日退院 ※2泊3日
- 手術の1週間後+2か月後に外来で傷を確認→問題なければ完了
術前検査から3日あけるのは新型コロナウイルスの感染対策だそうで、平常時は術前検査は手術の1週間前にすることが多いらしいです。
「コロナ対策のため入院はできるだけ付き添いなしでお願いします」と言われました。2歳やそこらでも子供だけの入院を推奨するとは!心細いだろうな、かわいそう…とは思ったものの、「皆さんにお願いしています」と言われたら従うしかないです。
しかしフタを開けてみたら付き添い入院しているママもチラホラいました。よっぽど強い希望があったのか、単純に付き添い入院のキャパが足りないから私が断られただけなのか(付添入院用の病室は限られている様子)…どちらにしろ授乳中の三男を置いて私が1週間付き添うのは現実的ではなかったので、深く考えないことにします(*´▽`*)
術前検査
外来で術前検査をするのですが、長男は保育園に預けるのでいいとして三男(乳児)を連れて病院に付き添うのがなかなか大変です。近所のかかりつけ医ならいざ知らず、今回手術をお願いする総合病院は満員電車を乗りついで行くロケーション。
なので「術前検査の日」と「入院日」「退院日」はパパが仕事を休んで車で行くことに。荷物も多いしね。さすがに「子供が手術だから休ませてほしい」と言えば社畜でも休めました。
検査内容は確かこんな感じ。
- コロナPCR検査
- 採血
- 心電図
- レントゲン
本人は「何してるの?」という顔はしていたものの、特に泣き叫んだりすることもなく終了。様々な科を渡り歩いて疲れましたが、思っていたよりもあっさりでした。流れ作業になっているし待ち時間は外来での診察の時よりも短かった気がします。
「このシワシワのヘソを見るのも最後か…」と写真をたくさん撮りました。「次男ちゃんのデベソね、ひっこんだオヘソにするために病院でとってもらうからね」と説明すると不思議そうな顔で皮を引っ張ったりしていました。理解していたかは微妙ですが一人で入院すること、ちゃんと毎日会いに行くし迎えに行くことなども何度も説明しておきました。
入院日
記憶があいまいですが、確か入院時に麻酔の問診をしました。麻酔の香りを選べるということでチョコやイチゴやバナナなどのイラストが描いた紙を見せられた時に次男は「これ」とアイスを選んでいました。麻酔とかアイスの香りがどんなだか多分わかっていないのですが、自分で選んだのでそれでお願いしました。
同意書の類をたくさん書いたのですが、麻酔の同意書が一番怖い内容でした。パパママどちらかだけでなく、夫婦でちゃんとリスクを理解した上でサインした方がよいと思います。
「入院受付」という事務手続きの待ち時間がものすごく長かったです…付き添いなしの入院といっても、預けるだけという認識でいるのが間違い!丸一日かかります。
なお入院の荷物は着替えやオムツなどのほかは「コップ」「タオル」など、保育園に持っていくようなものだったので新しく用意する必要はなかったです。お気に入りのおもちゃや心の支えのぬいぐるみなどもお忘れなく!
手術当日
当日のタイムスケジュールとしては「8時45分に来てください」と言われていて、手術予定は9時から11時半まででした。手術自体は1時間弱らしい。
次男は既に入院しているので、私と三男だけで病院へ。「本当はコロナ対策で会えないんだけど、暗黙の了解で手術前には会えますよ」と聞いていたのですがガラスごしでした(泣)!遠い!
小児科外来のエレベーターを上がると広めのエレベーターホールがあり、入院病棟の廊下とガラスドアで接しています。その廊下を通って手術室に行く途中に、ガラスごしに姿を見る感じでした。
一人では心細かろうと、

手術の時にお気に入りのぬいぐるみを一緒に持っていってあげてください
…と病棟の看護師さんに頼んでおいたので、ぬいぐるみを抱いていました。手術室に自分で歩いていくスタイルで、ママに気づかず通り過ぎていきました。家では暴れん坊の次男ですが、知っている人のいない病棟ではトーマスのDVDなどを見て大人しく過ごしていたそうです。帰ったらトーマス大好きになっていました(複雑な気持ち)。
手術は1時間弱ですが、待ち時間はもろもろ合わせると2時間くらいあるのに病院内で待つように言われ、乳児連れだったので結構困りました(近くの個室カラオケとか公園とか調べておいたのですが…)。小児科待合の近くのベンチで廊下をいく人たちを眺めたり、授乳室に入ったり。空室が2つ以上ある時は授乳していない時も授乳室にいさせてもらっていました。簡単な手術とはいえ次男の手術中に遊ぶ気にもなれず…誰にも見られない授乳室で人の目がなければ死んだ目でだっこしているだけでよいのでね!
そのうち携帯に呼び出し電話がかかり、手術室の前の家族待合スペース(コロナ以前はそこで待っていたらしい)に呼ばれて執刀医に手術内容について説明されました。若い女性でしたが、手術はベテランの先生や若い先生やたくさん入るらしいです。処置の内容はヘソの下を半弧状にカット→めくっていらないところを切り取り→余った皮膚をカットしつつ溶ける糸で縫って閉じる、という感じ。皮膚だけ余っているものかと思っていたのですが、中身(ヘルニア嚢)も切除する手術でした。

それから先ほどのガラスばりのエレベーターホールに行くと手術室から帰ってくるベッド上の次男の姿を見られました。麻酔が切れたら会えると聞いていたので起きているのかと思ったらうつ伏せで眠っていました。寝たり覚めたりの感じらしく、麻酔的にもう心配ない状態になったから戻ってきたとのこと。ベビーベッドのような高い柵があるベッドの上にはぬいぐるみもいました。
一応安心して帰宅(母も三男もヘトヘトです)。
手術翌日
「来ても来なくてもいい」という感じでしたが、心配なので一応また私と三男でお見舞いに。これまたコロナのために「お見舞いはダメ」という建前ですが、洗濯物の受け渡しという名目で行って、寝たりしていなければチラッと会えるような感じでした。
着替えをもってきました~と言うとそれだけで帰されそうになったので「会えないですか…?」と聞いてやっとガラスごしに一目会えました。たぶん弱気な人は会えません。笑
看護師さんにだっこされて登場しましたが、少し熱があるそうでちょっとボーッとした感じ。手術後に発熱するのは普通のことらしいですが、あまり元気がないのもあり「ママー!!マーマー!!!!」みたいにはなりませんでした。撫でてあげたいけどガラスごしではかないません。「明日は一緒におうちに帰るからね」と声をかけて帰ってきました。
退院日
退院の支払いなどをして迎えに行きます。子供の医療費は住んでいる地域の助成内容によって違うと思いますが、個室でもなく特別な処置もなかったので保険と医療費の助成によりお会計は1000円以内でした(入院も手術も含む)!タクシー使ったりしないといけないこともあるし助かる…こども医療費0円の自治体もありますけども(*´▽`*)
事務と病棟のやりとりがゴタゴタしたりしましたが、なんとか退院。ちょっと傷が痛いらしく、次男はぐったりモードです。

その後のヘソの様子
そして月日は流れ、傷は治り…

1年後のヘソはこんな感じ。伸びをしていたりするとヘソがないように見えることもある、不思議なヘソになりました。

シワシワは治ったけど、想像していたようなキレイなヘソにはなりませんでした。でも「臍ヘルニア」の対応としての手術だとこんなもんらしい。もし生まれつき引っ込んでいるような美しさのヘソにしたければ美容形成手術が必要とのこと。
思春期など、本人が気にするようなら再度の手術も検討します。
デベソは生まれた瞬間から圧迫しよう
ちなみに出生時点ではデベソ→1か月後(退院後)から自主的に圧迫をした三男は現在そんなにデベソではないです。三男のへそ↓

若干デベソではありますが、手術が必要なレベルではないと思います。
「圧迫は意味がない」と医者に言われたために圧迫開始が遅くなった次男は手術が必要なレベルまでいってしまったので、民間療法は効かない!と言われても圧迫することを強くオススメします!次男のでべそ↓



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