このところ放置している大家業ですが、先日「水道が壊れた」と連絡があり修理をしました。入居者に相談して相見積もりをとらせてもらったのですが、地域で探した業者とネットで探した業者の違いを紹介します。
【緊急】キッチンの水道が壊れた!水が止まらない!

水道の蛇口が壊れてるみたいで、水を止めても垂れて流れ続けるんです。修理をお願いします。
「蛇口」といっても、キッチンによくあるシングルレバー混合水栓です。以下を確認して見積もりを依頼します。
- 場所(キッチン?洗面所?)
- 修理の立会い可能日時(第3希望くらいまで)
- できれば写真か動画
- 業者に連絡先を教えてもいいか
説明が下手な入居者も多いので、行って初めて「こんな状態だったの!?」ということも。自分が現地に行けない場合、可能なら写真、動画を送ってもらうのが無難です。データがあれば業者に送って見てもらうこともできます。高齢で画像添付ができない人もいますが…
細かい訪問日時や遅刻連絡など、伝言ゲーム状態になるのも嫌なので修理を依頼する業者に入居者の連絡先を伝えられるなら伝えた方がスムーズです。
垂れ流したままだと水道料がかさむので水道元栓を締めることができれば締めるように指示して、工事業者を探します。水がもったいないので急いで手配!
地域密着の業者は、自治体に聞く(A社の見積もり)
一応、賃貸関係の本で「水道修理は水道局に紹介してもらえば、ぼったくられない」という知識を得ていたので水道局に聞いてみることに。…と思ったら、自治体のホームページに水道関係の業者一覧があるではありませんか!
これ↑は千葉県ですが、各都道府県や水道局のサイトからたどり着けそうです。
物件に近いところから順に電話をかけてみますが、なかなか電話がつながらず5軒目でやっと「いけます」というところにあたりました。地域密着の業者は口頭でおおよその金額を教えてくれるところも多いので、依頼できなかったとしても他業者の見積もりが適正か?を確認できます。ちなみに今回は「レバー式水栓の交換なら、特殊な工事が必要なければ税抜き35,000円でやってます」とのこと。こちらは材料の調達があるので今回は現地見積もりだけで、別日に施工することになるらしいです。
| 水栓本体 | 20,000円 |
| 工事(技術料) | 15,000円~18,000円 |
| 消費税10% | 3,500円 |
| 合計 | 38,500円 |
ちなみに水道以外の工事業者はGoogle mapでも探せる
Google マップやiタウンページ (itp.ne.jp)を使えばあらゆる業者を探せます。物件の近所で探せば出張費不要で対応してもらえることも多いです。一番近いところから3つくらい電話をかけて聞けば間違いないと思います。この方法で土地家屋調査士も建具屋も良心的なところに頼めました。
ネットで見つけた業者は「本日施工可能」だが…(B社の見積もり)
「水道 修理」などで検索すると出てくる業者や、リフォーム業者を紹介してくれる仲介業者もたくさんあります。サイトで一応「水道局指定」を謳っているところに依頼。
ホームページ上では自社で施工までやっているような雰囲気を出していましたが、頼んでみるとどうやら違う様子。0120のフリーダイヤルで受付しつつ、依頼がきたらエリアの職人さんに委託してマージンをもらっているのかな。「全国対応可能」「24時間OK」といったところはそういうやり方が多い気がします。
そして現地に行った職人さんから連絡をもらって金額を確認すると「税抜き52,500円です」とのこと。
| 基本料金 | 5,000円 |
| 水栓本体 | 35,500円 |
| 撤去新設費用 | 15,000円 |
| 値引き | ▲3,000円 |
| 消費税10% | 5,250円 |
| 合計 | 57,750円 |
工事費用、対応の違い
金額は2万円近く違います。B社には「本日施工可能」と言われましたが、電話での感じも含めて地域密着のA社に頼むことにしました。入居者は早く直してほしいに決まっていますが、「金額が結構違うので…」と相談して了承してもらいました。
入居者も「A社の人は感じがいいですよね」と納得していました。今後も頼めそうなのもポイントです。工事までの期間、やり過ごすための元栓の締め方なども教えてもらえたそうです。工事が遅れた分の水道料金は後日入居者に払いました(計算したら数百円でしたが迷惑をかけたので1000円)。
ネットの工事会社は「ぼったくり」か?使いわけがオススメ
ネットの業者が高いからといって必ずしも「ぼったくり」というわけではないと思います。24時間対応で受付してくれるわけですから、その人件費。サイトを構える費用。職人さんもその地域にいるわけではないので交通費。それに広告料、請け負いマージン、いろいろ引かれるから結局そういう値段になるのかなと思います。
基本的にリーズナブルに施工するなら地域密着の業者に頼み、とても急いでいる時はネットで探す…というふうに使い分けるのが賢いんじゃないかと私は考えています。
ただネットで探した業者に頼む時も、地域密着の業者に「こういう工事なんですけど、いくらでやってもらえますか?」と電話で聞いてみると適正価格は把握できるので、それは事前に確認した方がいいかな。
経年劣化以外なら火災保険が使えるかも
今回は経年劣化が原因でしたが、「入居者がぶつかって壊した」「災害による故障」なんかの場合は、火災保険で補償してくれる場合があります。火災保険の契約内容も確認してみましょうね(*´▽`*)




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