過去の妊娠で切迫流産・切迫早産になった私ですが、パパの無理解が本当に嫌だったので「こうだったらよかった」と思うことをまとめてみました。苦しむママがパパに無言でこのページを見せるだけで済むようにしたいところです。
ママに毎日感謝を伝える
これは切迫と診断されなくてもですが、妊娠がつらすぎて他の事が何もできなくてマジで何のために生きてるんだかわからなくなります。いや…元気な赤ちゃんを産むためなんだけど、それはわかるんだけど、夫婦二人の子どもなのになんで私だけこんなに苦しまなきゃいけないの?なんでパパは他人事な顔をしているの?(体調が悪く心が荒むので敵視しがち)
だからせめてパパからママへ「ありがとう」と毎日言ってください。言葉だけでいいです。余計なもの買って帰ると片付けが大変だからね。好きな食べ物も食べられなくなったりするので、ほんと何もいらないです。心のこもった言葉だけ下さい。手紙でもいいよ。
「それくらい自分でやって」と言わない
切迫流産・切迫早産のつらさって、外から見て何が悪いのかわからないところです。ママは元気でも赤ちゃんが危ないから安静にしているわけです。ひたすら横になっていないといけないんです。
だから身の回りのことをやってあげているとパパはふっと思ってしまうんですよね。「こんなことも俺がやらないといけないの?」と。でも、やらないといけないんです。食べ終わった食器を運ぶとか、皿洗いとか、なにかモノを取るとか、立ってやらないといけないことはママは他の人にお任せしないといけないんです。そりゃあママだって心苦しいですよ!自分のことくらい自分でやりたいけど、赤ちゃんのために「何もしない」を遵守しないといけないんです。だからそうやって過ごすしかないんです。
自宅安静でも食事とトイレ以外は身体を起こしてはいけません。パパはお膳を整えてママに運んで、終わったら片付けて、「自分でやって」と絶対に言ってはいけません。ママが取ってほしいものがあれば快く取ってあげましょう。
「本当にできないの?」と言わない
ママが不安で退屈で、テレビやスマホを見ている時にかけがちな言葉です。「本当にできないの?」好きなことだけやって家事など面倒なことを避けているように見えるのでしょう。しかしこういうことを言うパパは何もわかっていません。できないんじゃなくて、やってはいけないんです。
お腹に赤ちゃんがいなければできます。赤ちゃんがどうなってもいいなら、できます。
でも赤ちゃんの身体が完成していないのに出てきてしまったら命が終わってしまうので、自分で動きたいところをママは我慢しているのです。あなたの赤ちゃんのためにですよ。そこを忘れないでください。
「~してるだけのくせに」と言わない
ママが何かお願いしたりダメ出しすると返ってくる言葉です。「テレビ見てるだけのくせに」「スマホいじってるだけのくせに」「ボーッと寝てるだけのくせに」とか。
例えばパパが上の子どもを放置して一人で遊んでいたり、家事のやり方が危なかったりして注意したい時もあります。ママだって自分で手を出せないから口も出さないようにしたいんです。でも気になるんです!他にできることもないし…何かと気になってしまうのはホルモンバランスの変化もあると思うけど、子どもの安全に関わることなんかは見て見ぬふりできません。
「寝てるだけ」がどれだけ大変かわからないでしょうけど、想像する努力をしてください。一歩も好きなように動けないという苦しみを。何もしていないように見えるかもしれませんが、お腹の中では猛スピードで赤ちゃんを育てています。パパには絶対にできないことをやっています。
他人を持ち出さない
言いがちなのが「●●さんは切迫になったけど大丈夫だったらしいよ」ということ。言わずと知れたことですが、人によって妊娠の経過は違います。誰かが大丈夫でも誰かは大丈夫じゃないなんてこともザラ。受け取り方によっては「無理して働けってことかよ」と思います。
大丈夫じゃなかった時に誰も責任をとれません。ママが守っているのは「命」です。命が失われたら、謝っても何してももう戻ってこないのです。そういうことがないようにママは安静にしています。「●●さんが大丈夫だった」ということは気休めにもなりません。下手したら「ママは●●さんより劣っている」というメッセージを受け取りかねないし、プレッシャーになります。他人の妊娠経過ではなく、他でもない目の前のママの妊娠経過だけを見てください。
これらを「冗談っぽく」でも言わない
冗談っぽく言えば許されると思っているパパも多いですが、絶対にダメです。本当に思っていないことは口から出るわけないので、言われたママは死ぬほど気にしますよ。どんな言い方でも、言ってはいけないことは口が裂けても言わない!
態度に出してもいけない
イライラしていることをアピールしても誰も得しないのですが、「物を荒々しく置く」「不機嫌な顔をする」などは妻が妊娠して世話をしてもらえなくなった夫がやりがちだと思います。
うちの夫はガチャガチャと乱暴に皿洗いして毎回皿を割っていました。片付けも増えて余計イライラするだけなのにね。ママはそういうところを見せられると傷つくし、ただでさえ遠慮しているのに余計に何も言えなくなります。里帰りして面倒みてもらえるママはまだいいですが、避難先がないママには本当に同情します。帰る家はあなたのところだけなんです。そんなあなたを敵認定させないでください。
寝たきりはマジでつらいことを肝に銘じておく
ゴロゴロして最高じゃん…とか思ってるなら甘い!寝たきり安静の大変さは経験しないとわからないかもしれないけど、甘い!
- 寝過ぎてもう寝られないし
- お腹が大きいのに同じ体勢で体は痛いし
- ただでさえ体調は悪いし
- 切迫なんて言われて赤ちゃんに何かあったらと気が気でないし
- 残してきた仕事が気になるし
- 相手できない上の子どもにも申し訳ないし
- 本を読んだりして暇潰しするのも疲れるし飽きるし
- かといってなにもしないと悪いことばかり考えるし…
それなのに唯一絶対の味方であるべき夫まで敵認定しないといけない辛さ、わかりますか?私は実家の母が超絶の過保護で、頼まなくても何でもやってくれたので乗り切れましたけど、里帰りしなかったら夫と別れてたかもってくらいのクライシスでしたよ。
早く帰ってくるけど、家事育児は無理しない
仕事は忙しいよね、わかります。出産に立ち会うための仕事の引継ぎとかもあるよね、わかります。でも切迫と診断されたママが一人で過ごすのは本当に不安で心細いのです。
急変した時に誰も気づいてくれなかったら?赤ちゃんは助からないかもしれない…と思って救急要請できるようスマホを握りしめて寝ているのですよ。スマホで遊んでるばっかじゃないんですよ。
「早めに仕事を切り上げて帰宅してほしい」は大前提なんですけど、かといってずっと一緒にいて家事だけしていると滅入るのもわかります。だから妻の妊娠中はちょっとお金がかかっても外注できることはして、不安定になっているママの近くにいるパパも安らかでいてください。デリバリーなんかも活用したらいいです。妻が第一だけど夫も大事。
切迫でなくても、妊娠中はいつでもこれらを心掛ける
これらすべて、切迫でなくても「妊娠中の妻」には当てはまることなんです。「妊娠は病気じゃない」なんて言う人もいるけど、病気のようにツライからいつも通りにできないのですよ。産むまで体調は良くならないのですよ。何ともないのに休むわけないじゃない!妊娠経験者が「私は何ともなかったよ!気合が足りないんじゃない?」などと自分の経験を引き合いに出すのも腹が立ちますが、妊娠を経験したことのない男性などがわかったような顔をして「病気じゃない(ドヤ!)」と言ってくるのも筆舌に尽くしがたい怒りです。
わかったふりをしないで、目の前のママをわかろうとしてください。どれだけ辛そうか。何をしてほしそうか。辛いのに周囲にも気を遣ってくれていることがわかるはずです。あなたの赤ちゃんをお腹の中で育ててくれているママに感謝して、優しく寄り添ってください。
赤ちゃんが無事に生まれたらママのおかげですが、無事に生まれなかった時は誰のせいでもありません。妊娠継続して出産に至るというのは奇跡みたいなものです。そんな勝ち目のわからない勝負に全身をかけて臨んでくれているママを、何よりも大事にしてください。


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